然別湖

標高約800mと北海道で一番高いところに然別湖(しかりべつこ)があります。
鹿追町北部の大雪山国立公園の南にある唯一の自然湖で「冬の凍結が最も早く、解氷は最も遅い」といわれています。
北海道は観光化が進められている中で、この然別湖周辺は北方圏独自の自然環境が残されている数少ない場所といわれています。
 
この然別湖の近くで、さらに標高が810mと高いところに湖があります。
場所は隣接する上士幌町で、東雲湖(しののめこ)といいます。
「北海道三大秘湖」(オコタンペ湖・オンネトー)の一つに数えられています。
 
「北海道三大秘湖」のなかでも最も到達が困難な湖です。
歩いていくには、天望山・白雲山登山口から然別湖の南岸に続く歩道を歩き、東に深く切り込んだ入江から奥へと進むといいます。(3.8km、片道1時間30分)。
NHKBSの「とうちゃこ」で東雲湖の旅が放映されていました。風のない日、然別湖畔温泉からカヌーで横断し、東の入江に上陸するというものでした。

いずれにしても、東雲湖を見に行くには大変で私も「北海道三大秘湖」でこの湖だけは行っていません。